ゲーム交換日記
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ファイナルファンタジーシリーズ (2003/04/14) 文責:ウブメ

>実際には明らかに一見では理解しきれない伏線の張り方をしている以上、システム側から「複数回見てください、楽しめますよ」というアピールはすべきだと思うのですがどうでしょうか。
 ゲームであるので、もしかしたら「複数回プレイして、そこでムービーを見てください」という製作者の意図である可柏ォはありますね。ゲームをプレイ中に見ることによってはじめて価値が上がるように仕掛けがしてあるムービー、イベント、というのはありますから。
 
 そもそもムービーという用語がゲーム界にあまりなく、イベントという用語が一般だった頃は、イベントだけ抜粋してストーリーを見直したい、と思うことはほとんど無かったと思います。その理由としては、そもそもストーリーはイベントの中だけで語られたわけではなく、普通にゲームをしている中でストーリーが進んでいたからだ、と良く言われている気がします。
 
 こういう意見はある程度的を得ている気もするのですが、個人的にはあまり賛同できません。というのも、私はムービーという用語が無かった時代から、RPGのイベントというのは基本的に強制的なものであるからして、面白さを減退させるもので、ストーリーを進める上でやむを得ずとられたシステムだと思っていたからです。つまり、RPGというのはストーリーはあくまでも普通にゲームをしている中で進められているのではなく、強制的なイベントの中でのみ進んでいるのだ、と思うのです。まぁこれは私がTRPG畑の人間だからかもしれませんが……
 
 だから、個人的にはRPGのこの爆発的な普及は、イベントというものをなるべく強制的に感じさせないようにする工夫の積み重ねによる所が大きいと思っています。それどころか、逆にイベントが起こることが楽しい、とまで思わせるような仕掛けまで用意されていて、それがRPGというジャンルを面白いと思わせてきたのだと思うのです。そういうゲームの場合、そのイベントだけ抜粋して眺めることはあまり楽しく無いのではないでしょうか?
 
 それに対して、近頃のRPGでは強制イベントという言葉が良く聞かれるようになってきた気がします。これは、あまり仕掛けが上手く機狽オていないイベントのことを指すのだと個人的には思うのですが、今まで蓄積してきたRPGのノウハウがあるにも関らず、何でこんな事態が起こるのか結黒s思議です。この理由は今のところほとんど解析できていないので、大したことは書けないのですが……
 
   ・イベントシーンとゲームの通常画面との差異が大きいから
      イベントシーンになると、突然キャラの侮ヲが変わったり、美しい画面になったり
      するゲームでは、強制イベントと言われがちだと思います。今までプレイしてきた
      画面がいきなり切り替わると、不自然さをプレイヤーに与えてしまうと思います。
      それまで長い間プレイヤーがプレイしてきたものをイベントで否定しているわけ
      ですから、不満を感じるんではないかなぁと。
 
   ・ボタンを押さなくてもイベントが進むから
      分かり難いですが、要するに昔のゲームは、イベント中もキャラの台詞等を読む
      ために、ボタンを押さないといけなかったよね、ということです。というか、わざと
      押させていたのではないかな、と思います。イベント中もプレイヤーが進めてい
      るんだよ、という感覚がこれによってある程度は生み出されていたと思います。と
      ころが、キャラを動かしながらタイミング良く台詞を言わせたりするために、ボタン
      を押さなくてもイベントが進んだりするゲームとかだと、プレイヤーの操作を完全
      に離れて勝手にキャラが動くわけで、これも不満に繋がっているのではないかと。
 
   ・イベントが起こって欲しい時以外に起こるから
      イベントはプレイヤーがある程度達成感を感じる瞬間にご褒美として侮ヲされるか
      ら楽しいということはあると思います。逆に言えばまだ達成感を感じたくない時にイ
      ベントが侮ヲされるとイライラするということですね。ボスを倒すために長いダンジ
      ョンを抜けてきて、さぁいよいよボス戦だ!という時に短いイベントならまだしも、長
      いイベントが延々と侮ヲされると早くボスと戦わせてくれ!と思ったりしませんか?
 
……というわけで、イベントの見せ方に凝るようになって、これらの理由を満たしている時に「強制的」だ、とプレイヤーが感じるのではないか、と思うのです。
 
 さて、もうある程度想像がついてきたと思いますが、近頃流行りの「ムービー」はこれらの理由を満たしがちですよね?と。「イベント」ではなく「ムービー」という言葉がわざわざついている所に「強制イベント」と同じような匂いを感じるのは私の考えすぎなのかな……?
 
 というわけで、ゼノサーガのムービーの差し挟み方は、完全に上の理由を満たしてしまっていると思うんです。というか、むしろ敢えて「ゲーム」と「ムービー」を切り離している感すらあるなぁと。悪く言えば「ムービー」を「ゲーム」の中で取り扱うことを放棄しているんじゃないかな、と。もっと言えば「ゲーム」部分でストレスを感じさせる要素が多いのは、「ムービー」で満足させる自信があるからかな、と(笑)「ムービー」と「ゲーム」を中途半端に融合させて不満を感じさせるぐらいなら切り離せばいいじゃないか、という発想がそこにはあるのだと思います。
 
 だから「ムービー」の中でのみストーリーは語られ、そのカメラワークや音楽の切り替えなどは、群を抜いて他のゲームより出来が良いのだと思うのです。だから、私も「ムービーモード」の実装には賛成です。「ゲーム」の中での「ムービー」という作られ方はしていないと思うから。ふぅ……CT氏に同意するためだけに、ここまで長文になってしまった(汗
 
 さて、今回のお題(?)はファイナルファンタジーシリーズです。これもムービーが綺麗、で有名なゲームですが、その目指している方向性はゼノサーガと比べて両極端の所にある気がしますよね。ただ、私の周囲の20歳前半代のプレイヤーが大抵ファイナルファンタジーシリーズをどこかでプレイしなくなっていることを考えると、あまり上手くいってないのも事実なのかもしれません。(年齢が上昇するにつれ途中でゲームをしなくなっている可柏ォがあるんじゃないか?と思って色々調べてみたのですが、どうやらそういうわけではなさそうです。)
 
 というわけで、ファイナルファンタジーシリーズの中で幾つでもいいですから、好きな作品を今回のように「イベント」という視点から取り上げてみてください。又、もしある時点からプレイしなくなったならその原因がどこにあるのか、「イベント」以外にもありそうならその理由も教えて欲しいなぁと。
 
 この頃日記は、ゲームの紹介になっていないような……まぁ、リンクで紹介しているからいいのかな(笑)

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