ゲーム交換日記
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トランスアメリカ (2003/01/31) 文責:薬部

 PS2のがんばり・・・PS2を余りやる機会がない僕よりも姑獲鳥氏がいうのだからそうなのかもしれませんなあ。続編ものでおおこけが目立っただけなのかもですね。実際経済的には大きく後退した感がありますが僕の知らない隠れた良作があると言うメッセージとして受け取っておきます(笑 紹介期待しますよ。PS2をしないわけではないので…ほんま
 
 今日の紹介は、ボードゲームです。CT氏が画面の処理に関しての話題をなさっていたので、今日はボードゲームの話でもしようかなと。くどくなりそうですが…お暇でしたらおつきあいのほどを。
 
 ボードゲームと家庭用TVゲームの最大の違いは視点の問題だと思っています。ボードゲームはTV画面という限られたスペースより広い空間を使うことができます。使わないこともありますが、使うことができる可柏ォがるのですね。もちろんそれらは情報処理の面で、ユーザーの敷居の高さをあげている場合もあります。まあそれは本質的にはTVゲームの問題と方向性は少々変わるも同じようなものです。
 
 それよりもこのボードゲーム特有の物理的な違いからくる特性があるのです。それは大きく二つです。1つ目は同じ盤面を見ていてもプレイヤーごとに違うところを見ることができるという点です。TVゲームでは見易さを重視するあまり(もちろんこれはこれで良いことなのですが)画面はアップでうつされ、通常のゲームはもとよりジャンルがボードゲームのものですら全体をうつすことがありません。
 
 これではすべての情報は内容が共有であるばかりか、その情報のもつ方向性も少なくなります。 理論上はすべてのプレイヤーが情報の見落としは無いので同じだという人はいるかもしれませんが、実際人間の力は有限でなおかつ楽しく遊ぶという大前提に立てば自分のもち時間は限られ、完璧な情報処理はまず無理でしょう。いろんな人が盤面の状況を見ていろんな方向の思惑(ただし最終目的は同じ)を持って存在するそこにボードゲームの楽しさがあると思います。
 
 われわれはゲームの世界に対して何でもできる神として存在するのではなく、世界に対して限られた力を持ったプレイヤーとして存在する。その限定状況でしのぎを削るもしくは うけをとる。個性を示す。そういうところに多人数ゲームの面白さがあるのでしょうから。
 
 もうひとつは提示された公開情報が何時でも誰に頼まなくとも参照できることです。TVゲームの場合情報は極端な話、限られた時間の間侮ヲされている場合が多く、その情報処理の難しいものはそこにゲーム性があるにもかかわらず通常の話やゲームプレイ時には無視されることもしばしばです。瞬間記憶が重要になってくる場合もあるでしょう。ボードゲームの場合、ギミックとしてあるものを除けば公開情報はその性質が代わることはまずありません。そのため記憶のゲームを支配する可柏ォがTVゲームよりも低くなっています。この辺が大きな違いなのですね。
 
 このボードゲームのもつ物理的な情報性質を戦略に生かすことができるゲームの紹介をします。ようやくトランスアメリカに(爆。トランスアメリカは、盤面にある指定された駅を積み木の線路をつかって繋いでいくゲームです。線路を引くゲームなのにルールも簡単、短時間でもできて何度でもできる。お手軽ゲ−ムという意味では最近一番のヒットだと思います。
 
 このゲームのルールの妙味に先手後手の有利さを極力なくすバランス感覚があります。指定の路線を一番早く繋いだほうが勝ちという先手有利のルール、順番に路線の始点を決めるという後手有利のルール。まあこの二つがうまくバランスとれていると思うのですね。この時この後者の路線の始点を決める時の所作で他人の思惑を読んだり、方向性の可柏ォを模索したりすることができるのですね。数学的にも答えを求められるかも知れませんが(笑
 
 このときの視点の移動を観察しておくだけでもだいぶ面白いと思いますよ。いろんなものがゲーム性を作り上げているんだなと感じられるこのゲームこう書くとくどそうに見えますが万人にお勧めできるのでぜひやってみてくださいな。

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