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大会レポート一覧


勝利に向かって積み上げる大会


11月末とあって本格的に冷えてきましたね。第16回大会となった本日も最大15名ほどが集まり楽しい1日を過ごせました。来ていただいた皆様、楽しい1日を過ごさせてくださりありがとうございました。

今回は積み上げて遊ぶゲームを集めてみました。
【バベル】【バウザック】【グラグラカンパニー】【ジャストフォーファン】【キピット】【マンハッタン】【メディナ】【ワニに乗る】【お月さまバランスゲーム】【スカイブリッジ】【ヴィジョナリー】【タルバ】【トーレス】【ルミ】【ヴィラ・パレッティ】【メイクンブレイクEX】【海賊組合】など数多くの名作ゲームがありましたね。

いくつかのゲームに焦点を絞って紹介させていただきます。皆様に大会の雰囲気を少しでもお伝え出来ればと思います。

report

午前〜人気ボードゲームフェイズ〜

▲HABAらしい可愛いイラストです。
子供向けゲームでシンプルながらも良く出来たHABAらしい名作「ワニに乗る」が午前・午後を問わず皆さんに楽しまれました。保育士さんがお子さんと楽しめるゲームだと気に入ってくれたのが印象的でした。
▲いろんな動物たちをワニの背に乗せよう!
▲見事なバランス感で勝利した瞬間です。
各プレイヤーは絵のように様々な形の動物を1セット持っています。サイコロを振って、1〜2個乗せるか、他のプレイヤーに1個押し付けて乗せさせるか、ワニに接して下の土台を広げるかなどの選択肢が与えられます。全て乗せきれたら勝ちだが、落としてしまったら引き取らされます。そ〜と乗せていくものの次第にぐらぐらしてくるのでワイワイと盛り上がれて楽しいゲームですね。

▲世界観がわかるパッケージ。火山多過ぎw
「タルバ」
火山の多い土地を舞台にタイルを重ねていく陣取りゲームです。村、神殿、塔の3種類の駒があり、塔を建てるにはタイルが3段になっていなければなりません。
村の駒は火山タイルでつぶされてしまうのがシュール。
▲すでに火山地帯が登場。でもまだ序盤です。
▲これから神殿を建てていく、といった盤面です。

▲シンプルなデザインの箱です。
シンプルなルール、運の要素と思考部分のバランス感覚がいい「ジャスト・フォ・ファン」も楽しまれました。30分程度と気軽に遊べ、ちょっとした計算練習にもなるので、ふとした合間にしゃべりながら遊ぶのにはちょうどいいゲームです。
▲単独で高い人がマスを支配します。
▲カードを使った4目並べです。
4枚の手札のカードに書かれた数をうまく組み合わせて、足した目のマスにコマを配置していきます。単独で高い人がマスを支配し、2個以上の差があくとそのマスに置けなくなります。4人対戦なのでうまくカードが回ってもそう簡単には勝たせてもらえず、中盤にお互いの思惑が絡まりあうのが楽しい部分ですね。

午後〜コンセプトゲームフェイズ〜

▲絵の通りのバランス積み木ゲームです。
「お月さまバランスゲーム」
見たとおりバランスゲームです。積み木は全て円柱で、大きさだけが違います。下のほうに小さいのを使ってしまうと・・
総木作りというのが嬉しいですね。
▲ゲームスタートの写真です。
▲終わってみればきれいに乗りましたね。
「ワニに乗る」が遊ばれた後にプレイされていました。
こちらは土台がお月様でぐらぐらするため、高く積んでいこうとすると下のバランスもかんがえなければなりません。
まだ玩具屋さんで手に入る商品ですので持っておくのもいいのかも??

▲砂漠の中から現れた都市を作るメディナ。
フランスのゲームサイトでの人気投票「netleux 2002」でオリジナル部門に選出されるなどファンの間では根強い人気がある「メディナ」。じっくりとした陣取りゲームなので一部のゲーム会などでは頻繁に遊ばれているようです。
▲広い盤面に宮殿や市民・城壁などを配置します。
▲街がほとんど姿を現し始めてますね。
まっさらな土地の上にメディナの街を建築していくというゲームです。各手番に2個ずつ配置できるのですが、自分の色の屋根を配置した宮殿のみが自身の得点源となります。先に屋根を置いたもの勝ちなのですが、あまり先んじると後々もっと大きな宮殿を支配され逆転されてしまいます。いくつかの配置制限、得点計算法のためプレイヤーは常に「屋根を置くべきかスルーすべきか」の選択の岐路に立たされます。大会でも2時間にわたる熱戦となり、陣取りゲームを好きな方々から強い支持の声をいただきました。

▲古代をイメージしたイラストです。
2003年にドイツゲーム大賞にノミネートされた名作「ルミ」も遊ばれました。写真は3人プレイをしたときのものです。
▲ブロックを積み上げていきます。
▲11:11:9で赤と緑の同点勝利!
インカ帝国の石の遺跡を作っていくというゲームです。最終的に上から見ての面積が多いプレイヤーが勝者となります。10数個しかないブロックを置いていくだけのため気軽にプレイできるように見えますが、実際には結構息苦しい展開ともなりえます。各手番ごとに局面が急速に変化するため常に鉄火場という感じを味わえるのが楽しい点ですね。モグラも実際に遊んだのですが、写真のように赤と緑にはさまれてうまく伸びきれず敗退してしまいました(++)

▲重厚な感じを受けるイラストです。
フランス・ギガミック社の新作ゲーム「スカイブリッジ」も遊ばれました。アブストラクト系の理詰めゲームですが、コンポーネントの上質な感じのため、インテリアとしても評価を受けているようです。
▲高級感漂うしっかりとしたブロックですね。
▲最後まで我慢を続けた黒プレイヤーの勝利!
大小2つのブロックのほかに、ブリッジという2つを架け橋するものと、ルーフという自分の支配する塔を決定付けるものがあります。自身の支配した塔から同じ色のブリッジがかかっていると、隣の塔の得点も自分のものになります。同じ色のブロックの上には置けない、一番低いところにブロックを置くという条件のため、結果的に置きたくない場所にブロックを置くべきか、それを避けるためにルーフを置いて点数低いながらも手番を稼ぐか・・・その決断の是非が勝敗を分けるゲームです。

▲積み木を入れる袋の写真。
お昼ごはんも終えて、初参加の方々も顔を出されたため、大人数でワイワイと楽しめる「バウザック」を遊びました。「サックノワール」の姉妹品にあたるバランス積み木ゲームです。いろんな遊び方がありますが、今回は”ノックアウト”を採用しました。
▲様々な形の積み木があります。
▲芸術性あふれる作品が目立ちました。
何人でも遊べるゲームであり、7人で大机を囲んで遊びました。小豆を10個ずつ渡されます。各プレイヤーは手番に欲しいピースをもらうか、いらないピースを隣に押し付けるかを選びます。押し付けられたピースが不要なら小豆を1個出して更に隣に流します。次のプレイヤーからは2個・3個・・・と必要な小豆数が増えていくため、結果的に誰かがあきらめて使用することになります。押し付け合戦の結果、さまざまな予期せぬ形の積み木が出来上がっていき、そのたびに「お〜!」とか「やばい・・・」とか様々な声があがり、大いに盛り上がりました♪

▲まさにイラスト通りの目隠しゲーム!
「バウザック」に続いて遊ばれたのが「ビジョナリー」です。写真の通り目隠しをして積み木をすると、パーティーゲームの王道ゲームですね。見ていた方々も興味を持ち、結果的にいろんな方に3度も遊ばれる人気ぶりでした。
▲点数の高いカードはより難しいですね。
▲箱から取り出しつつ仲間の声を元に組み立てます。
2チームに別れ、目隠しをして積み木をするプレイヤーを各チームから1人出します。そして同じチームの人が口であれこれ説明して、早く作れたチームが勝利となります。「いや、そっち向きじゃなくて縦だって」とか、「並行に並べて」とか見えてないと即座に反応しにくい助言のため、あれこれと焦って失敗する様は傍から見ていると笑えます。しかし、いざ自分がやってみると冷や汗いっぱいに焦ってしまいました(笑)

▲積み上げゲームの代表作「マンハッタン」。
1994年度のドイツ年間ゲーム大賞に選ばれた名作「マンハッタン」も遊ばれました。縁なく遊んだことがないというプレイヤーが念願かなって遊べたようで何よりでした。
▲カードを使って積み上げていきます。
▲建築王は誰か・・・終盤の模様です。
手札のカードから選択してどこに建築するかを選択し、都市の支配や最高の高層ビルを目指します。4ラウンドからなり、各ラウンドごとに得点計算をして合計点を競います。高いビルを目指すのか、広く都市を支配するのか・・・どちらの選択肢が正しいのか難しい局面が続き、そのジレンマが楽しいですね。

▲かわいいイラストのゲームです。
キピットは2人用ゲームですが、今回はビジョナリーのときのチーム分けを使って2vs2のチーム戦で遊びました。気付けば白熱した展開となり、終わってみたら疲れ果てたプレイヤーも出て、お菓子ブレイクが必要となったほどでした。
▲わざとバランス悪く積み上げます。
▲青・赤とブロックを乗せて勝利・・・というシーン。
シーソーに様々な大きさのキューブを置いていき、シーソーのバランスがひっくり返ったときに落ちたキューブを相手に押し付けることが出来ます。わざと不安定に積み上げていき、一気にシーソーを傾けて落としてやろうとたくらむのですが、時に誤ってシーソーが動かないままバラバラっと落としてしまいます。失敗したときは自分が引き取らされて一気に形成逆転されてしまいます。大会では息がぴったしあったチームが、相手の失敗をきっかけに一気に流れを持っていくといった展開でした。

▲会社の経営はこんな感じなのかも!?
「グラグラカンパニー」
グランペール社から出た国産ゲームです。サイコロを振って積み上げていきます。5個以上積むとボーナス、崩してしまうと罰金です。ビルの高さを競い、最後に一番低いビルを「吸収」するのに成功するとボーナスをもらえます。
積み上げては余所の会社へ移って上手く立ち回りましょう。
▲ブラウン化学株式会社がトップにいます。
▲積みあがったビル。さあ、倒壊させずに合併できるのか・・・!
大会では初心者の女性も参加してプレイ。おかしな形に積み上げられたビルを積むのにみんなでわいわい騒ぎながら進みました。破産寸前のプレイヤーが出たり、何度振ってもビルを積めないプレイヤーが出る中、慣れたプレイヤーが上手く立ち回って最終的に勝利を収めました。

▲かわいらしい塔の絵ですが、実は行き詰る陣取りゲームです。
2000年度のドイツ年間ゲーム大賞に選ばれた名作「トーレス」も最後に遊ばれました。「メディナ」に負けず劣らずの緻密な計算を要する3次元陣取りゲームです。ワイワイと遊んだ後に最後にがっちりとコンセプトを噛み締めたいプレイヤー達で遊ばれました。
▲王の周りを分け合った、1ラウンド目最後の写真。
▲最終決着のときはもう目前!
7つの城を広く・高くしながら、より高い場所に自身の部下を配置していくゲームです。得点が(城の面積)×(部下のいる高さ)で計算されるため、広い塔のより高いところを取ろうと駆け引きがおこります。どの城の得点計算には絡んで、どこの城を諦めるかなども考えどころです。こちらも2時間近くがっつりと遊ばれました。「食わず嫌いでしたが、遊んでみて嵌りました」など独特な陣取りゲームに評価の声が高かったですね。

今回は初参加としてゆーもあのスタッフさんやお二方の女性が参加してくださり、今までとはまた違った雰囲気が楽しめました。ゆとりボードゲーム大会は今後、ボードゲームの楽しさを世間に広く伝えていけるように頑張っていければと思っています。「ボードゲームって何だろう?」って少しでも興味を持たれた方は是非お気軽にふくしまんYさんまでご連絡してください。まだ見ぬ皆様とお会いできる日を楽しみにしております。

次回12月16日はクリスマスシーズンとあって、"クリスマス Edition"となる予定です。カップル参加大歓迎ですので、2007年最後の楽しいゲーム会の応援をよろしくお願いいたします。