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Elfenland

  • 邦題:   エルフェンランド

  • 人数:  

  • 時間: 

  • 作者:  Alan R. Moon

  • 会社:  AMIGO

▲美しきファンタジー世界を旅する
エルフェンランドの箱
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ゲーム紹介


 1998年ドイツボードゲーム大賞に輝き、ファンタジー好きのボードゲーマーの心を鷲掴みにしたゲームがこのエルフェンランド。エルフェンランドとは妖精(エルフ)の国、の意で、ファンタジーを良く知らない人でもエルフェンランドの地図を表すボードを見れば、その美しさに魅了されること請け合いの美しいゲームだ。

 ゲームの内容は遊び手は妖精となり、成人式の儀式に参加するというもの。その儀式の内容は、スタンプラリーのように限られた期間内に地図に描かれた街をできるだけ訪れてくるべし、というもので、期間の最後には故郷の街に錦を飾りに戻りに来る必要がある、という上級ルールも用意されている。

 街を出来るだけ多く訪れるためには、平原や森、山脈、砂漠、川など様々な地形で構成された世界を、それぞれの地形に合った乗り物―エルフの帆車や、魔法の雲、ドラゴン、いかだなどいかにもファンタジーな乗り物を選んで移動しなければならない。そのために各人(妖精)自分の手札を見て旅行計画を立てなければならないが、しかし同時に自分の力だけで確保できる乗り物の数には限界があるため、より効率よく街を訪れようと望むならば他の妖精(エルフ)と協力しなければならない、という辺りがこのゲームの独特の味わいを醸し出している。

 この、旅行計画は1人で立てるものの他の妖精との兼ね合いを上手く行わなければならない、というゲームの性質上「時には協力し、時には袂を分かち旅を続ける」といった表現がこのゲームには良く使われる。しかし一方で協力するも袂を分かつも自分の運次第ではどうにもならない、という辺りがこのゲームの好みを大きく分けるところだろう。

 ファンタジー世界であっても、旅とは順風満帆とは行かず思いのままにならぬ困難なものだが、だからこそ時に訪れる「旅は道連れ」を通じて感謝の心が養われるのだ…管理人にはそんな人生訓を妖精(エルフ)達に伝えるための成人式の儀式と感じられるゲームだ。ファンタジー世界が好きなら、美しき世界を漫遊する楽しみと苦しみ、そして旅を終えて故郷に錦を飾る喜びをぜひ味わってみて欲しい。